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中国語スクール(教室)のメリットとデメリットを徹底比較!

中国語を学習しようと思ったときに、まず誰もが頭に思い浮かべるのが中国語スクール(中国語教室)への通学ではないかと思います。

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中国語教室はネイティブの講師のレッスンを生で受けられる非常に貴重な場所ではありますが、最近ではオンライン中国語やアプリなど様々な中国語学習方法も出てきており、中国語教室への通学が中国語をマスターするための唯一の手段ではなくなってきています。

そこで、ここでは中国語教室への通学を検討している方のために、中国語教室で中国語を学ぶメリットとデメリットについて、双方の視点から客観的にご紹介したいと思います。

なお、一言で中国語教室への通学といっても、正確にはグループレッスンを受けるのか、マンツーマンレッスンを受けるのかによってメリットやデメリットも変わってきますので、ここではレッスン形態に関わらず共通して挙げられる点に絞って説明していきます。

 

中国語教室に通うメリット

中国語教室に通学して中国語を学習する代表的なメリット・デメリットとしては下記が挙げられます。

  • 学習リズムを作りやすく、継続しやすい
  • 国語学習仲間や友人ができる
  • ネイティブ講師と直接話すことができる
  • 日本人バイリンガル講師の授業も受けられる
  • 講師の指導力が高い
  • しっかりダメ出しをしてもらえる
  • 体系的なカリキュラムに基づいて中国語を学べる
  • カウンセラーに学習相談ができる

それぞれのポイントについて詳しく説明します。

学習リズムを作りやすく、継続しやすい

中国語教室に通学する大きなメリットの一つは、オンライン中国語や自学自習よりも学習リズムを作りやすく、中国語の勉強を継続しやすいという点です。中国語教室に通学する場合は基本的に毎週のレッスンの曜日が固定になりますので、そのレッスン日を基準として1週間の学習リズムを作ることができるようになります。

この毎週決まった曜日に通学しなければいけないという中国語教室ならではの強制力は、一見不都合なように思えて実際には中国語学習を継続するためのよいシステムとなるのです。

オンライン中国語の場合、毎回自分自身でレッスンを予約する形式のため、一度でもレッスンのリズムが崩れると、そのままずっと予約をせずに数か月が経過してしまい、結局は毎月の会費がもったいなくなり退会するといったフィットネスクラブのような辞め方になりがちです。

中国語スクールであれば毎週必ず通学するという習慣づけをしやすいので、結果として中国語学習が長続きしやすいのです。

国語学習仲間や友人ができる

中国語教室に通うことで、同じように中国語を学んでいる学習仲間や友人を作ることができるという点もメリットの一つです。中国語教室のなかでは、働く業界や役職、仕事内容はバラバラでも、中国語を学ぶ生徒という点では全員が同じ立場となりますので、普段の仕事ではなかなか知り合えないような人とも仲良くなりやすく、とてもおすすめです。

国語学習を孤独に続けるのはなかなか大変ですが、仲間がいればモチベーションも維持しやすく、相手から刺激を受けることもできます。また、より親しい関係になれば一緒に海外旅行に行ったりすることもできますし、中国語教室での出会いが一生の友人や伴侶となることも少なくありません。

こうした仲間との出会いはオンライン中国語や自学自習では絶対に生まれない、中国語教室ならではの特典だと言えます。

ネイティブ講師と直接話すことができる

日本で暮らしていると、海外関係や旅行関係の仕事をしている方など一部の例外を除けば、(街で見かけることはあっても)中国語ネイティブスピーカーと日常的に触れ合うことができる機会は非常に限定されています。その意味で、中国語教室は誰もがネイティブスピーカーとしっかり会話することができる、非常に貴重な場所だと言えます。

また、ネイティブ講師のレッスンが受けられるとは言ってもオンラインでの中国語とリアルな中国語ではやはり感覚が大きく異なりますので、ネイティブ講師と直接リアルの場で話す訓練をしたいという方にとっては中国語教室へ通学するのが最も効率的な方法です。

ネイティブスピードの中国語にしっかりと対応できる力や、ネイティブが利用する言い回しやスラングなどを身につけるためには、ネイティブと話す機会をできる限り増やす以外に方法はありません。ネイティブの中国語にこだわりたい方は、中国語教室への通学がおすすめです。

日本人バイリンガル講師の授業も受けられる

上記で説明したように中国語教室ではネイティブ講師のレッスンも受けられる一方で、初心者向けコースの場合にはネイティブではなくバイリンガルの日本人講師がクラスを担当しているケースもあります。中国語が全く話せないという方にとっては、いきなりネイティブのレッスンを受けるよりも、まずは日本語も通じるバイリンガル講師のレッスンを受けたほうが安心感もありますし、モチベーションも維持しやすいのではないかと思います。

日本人バイリンガル講師であれば、日本人が中国語を学ぶ難しさにも共感してもらえますし、こちらの意図を汲んで分かりやすい説明をしてくれます。また、日本人がよく間違えがちな表現や文法など日本人の視点に立った指導をしてもらえるため、中国語の初心者の方にはおすすめです。

講師の指導力が高い

中国語教室で働いている講師の指導力にはもちろんバラつきがありますが、オンライン中国語の講師と比較すると、全体的なレベルは総じて高いと言えます。オンライン中国語の場合、中国語が得意なだけの大学生やアルバイト感覚の講師なども多く在籍しており、中国語を第二外国語として学ぶための専門的なトレーニングを受けている講師の割合は決して高くありません。

中国語を話す力と中国語を教える力は全く別となりますので、「教える力」を比較するならば、中国語教室に在籍しているネイティブの講師陣のほうがしっかりしていると言えます。

ただし、講師の指導力は中国語教室や講師個人によっても大きく異なるので注意が必要です。大手の中国語教室であれば全員が優れているというわけではありませんし、その逆も然りです。また、中国語力や指導力は高くてもレッスンに情熱を感じない講師などもいますので、このあたりは実際にレッスンを受けてみるしかありません。

中国語教室で中国語を学ぶ場合、講師との相性や指導力は重要な要素となりますので、しっかりと体験レッスンなどを受けて講師のレベルを見極めてから申し込むようにしましょう。

しっかりダメ出しをしてもらえる

中国語教室のレッスンでは、自分の文法や表現に間違いがあったとき、講師がしっかりと指摘をしてくれます。(どこまで指摘をするかなどはリクエストに応じてくれる講師もいます。)正しい中国語を話せるようになるためには、間違いをその都度指摘してもらいながら正しい表現を覚えていくことが一番の近道です。

中国語教室の外でもネイティブと会話できる場面はありますが、ただネイティブと話しているだけでは相手が自分の間違いをいちいち指摘してくれるわけではありませんので、会話する度胸はついたとしても正しい中国語力を身につける上では効率的ではありません。

中国語力を高めるためには、たくさん間違えてたくさん修正されるという繰り返しをこなすしかありません。その意味で中国語教室はしっかりとしたダメ出しをしてもらえるとてもありがたい場所だと言えます。

体系的なカリキュラムに基づいて中国語を学べる

中国語教室の多くでは、日本人の中国語力を効率的かつ段階的に高めていくための体系的なプログラムやカリキュラムを有しています。そのため、生徒は中国語教室の用意したプログラムに従って学習を進めていくだけで、網羅的に中国語力を上げることができます。

オンライン中国語や家庭教師で中国語を学ぶ場合、なかなか体系的に中国語を学ぶことが難しく、その場その場のレッスンになってしまいがちですが、中国語教室のレッスンは上達までの道筋がしっかりと引かれていることが多いため、学習効率という面では魅力的だと言えます。

カウンセラーに学習相談ができる

中国語教室に通学すると、講師以外にもカウンセラーに中国語学習の相談をすることができます。効率的な中国語学習の方法や時間の使い方、おすすめのテキスト、学習計画の立て方にいたるまで何でも相談することができ、アドバイスをもらうことができます。

オンライン中国語や自学自習で中国語の勉強を進める場合、こうした学習の相談をできるカウンセラーがいませんので、しばらく成果が出ない時期が続くと自分の勉強法が正しいのか分からなくなり、立ち止まってしまうこともあります。

中国語教室に通学すればこうした悩みを抱えたときでもカウンセラーに相談することで納得しながら中国語学習を進めることができ、結果としてより効率的に中国語力を身につけることができます。

中国語教室に通うデメリット

上記のように中国語教室への通学には様々なメリットが存在する一方で、中国語教室ならではのデメリットも存在しています。代表的なデメリットとしては下記が挙げられます。

  • 通学自体が目的になりがち
  • 絶対的な学習量が不足しがち
  • 通学に時間がかかる
  • 受講料が高い
  • 中国語教室だけでは足りない

それぞれのポイントについて詳しく説明します。

通学自体が目的になりがち

中国語教室への通学を続けているうちに多くの方が陥ってしまうのは、当初は中国語力を上げることが目的だったのに、いつのまにか中国語教室に通うこと自体が目的化してしまうという状態です。

最初は一生懸命予習や復習をしていたものの、仕事の忙しさなどもあり徐々に手を抜くようになり、結局はレッスンの直前に少し前回の内容を見直すだけで、レッスン後の復習もしなくなってしまうといった状態です。

一度このような状況に陥るとレッスンに通うだけでも精一杯となっていまい、中国語力を上達させることは難しくなってしまいます。中国語教室は中国語学習に対して一定の強制力を与えてくれるものの、レッスン以外の時間をどう過ごすかについては自分自身の努力に委ねられる部分も大きいため、常に当初の目的を忘れないように意識しながら通学を継続しないと、せっかく大金をつぎこんでいるのに無駄になってしまうので注意が必要です。

絶対的な学習量が不足しがち

中国語教室へ通学して中国語を学習する場合、基本的には週に1回か、多くても2回というレッスンのペースが一般的です。このペースだとしても全く中国語を話さないよりは遥かに効果がありますが、本気で中国語力を上げたい方にとっては決して十分な会話量とは言えません。

中国語教室への通学は、毎日レッスンを受けられるオンライン中国語とは違い、絶対的な会話量や学習量がどうしても不足しがちになりますので、レッスン以外の時間についても自分自身でしっかりと時間を管理して中国語の学習時間を確保し、リスニングやスピーキングの練習に取り組む必要があります。

通学に時間がかかる

中国語教室へ通学する場合、通学にかかる時間はどうしても無駄になってしまいます。中国語教室を選ぶ際は、できるかぎり無駄に時間を使わないよう職場や自宅から通いやすい場所にある教室を選ぶことをおすすめします。また、通学にかかる時間についてもアプリや書籍で中国語を勉強するなどしっかりと有効活用することを心がけることが重要です。

受講料が高い

中国語教室に通学する場合、6名以上など大人数のグループレッスンでは1コマ(40~50分)で2,000~3,000円、3~4名程度の少人数のグループレッスンでは1コマ3,000円~4,000円、マンツーマンレッスンとなれば1コマ4,000円~8,000円といった価格帯が相場となります。

一方のオンライン中国語の場合、基本的にレッスンはマンツーマンで、毎日25分レッスンを受けたとしても毎月8,000円~10,000円が相場となります。そのため、オンライン中国語の料金と比較すると、中国語教室に通学する場合の料金はかなり割高になることが分かります。価格を優先するのであれば、中国語教室は決して優れた選択肢だとは言えません。

中国語教室だけでは足りない

中国語教室にさえ通えばいつか中国語が話せるようになると思っている方もいるかもしれませんが、実際には全くの中国語初心者が中国語教室への通学だけでビジネスレベルの中国語を話せるようになるというのは非常に難しいというのが現実です。

実践のビジネスの場面で使える中国語力を身につけるためには、中国語教室への通学だけではなく通学時間以外の自学自習やオンライン中国語を併用したトレーニング、休暇時にはフィリピンなどに短期留学するなど、中国語教室だけに頼らない様々な自助努力が欠かせません。

中国語教室に通学する場合は、教室でのレッスンは自身のアウトプット力を定期的に測定するための時間と位置づけて、レッスン以外の残りの時間でしっかりとインプットをして中国語力を高めるといった姿勢で取り組むのがおすすめです。

繰り返しとなりますが、中国語を身につけるためには週1、2回のレッスンだけでは不十分なのです。ぜひその点を忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか?これまで説明してきたように、中国語教室にはメリットもデメリットもありますが、ネイティブとのレッスンを上手に活用しながら自身の中国語学習サイクルに組み込むことができれば、週1回の通学でも中国語力向上に役立てることは可能です。

中国語教室ではどの教室でも基本的に無料の体験レッスンやカウンセリングを受け付けていますので、通学を迷われている方はぜひカウンセラーにも相談をしながら自分なりの効果的な通学スタイルや活用方法を確立しましょう。