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中国語を先輩から学ぼう!【HSK5級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!勉強法と合計◯◯時間

本記事は、中国語を始めたばかりの方がHSK5級合格までにどのような勉強法をすればいいか、についてネット上で公開されている個人の学習者の方の経験をまとめます。

国語学習者がまず目指すべきはHSK4級か5級だと思います。まず、4級に合格してから5級を目指してもいいですし、いきなり5級でもよいでしょう。

※様々な理由が挙げられますが、端的に言うと、高度なレベルの入り口だからです。1〜3級は簡単過ぎて、あまり意味がなく、試験対策や受験かかる時間や受験料がもったいないです。(もちろん、学習初期からマイルストーンを置きながら進めたいのであればいいですが)

では、どのようにHSK5級対策を行うのがよいでしょうか。

HSK5級 勉強法」などで調べると沢山の個人が紹介する勉強法が出てきますが、情報が具体的でなかったり体系的でないことから、参考にできるものはそのごく一部です。

本記事では、数ある経験談の中から、何を、どのように、どれくらいやればいいのかが具体的に且つ体系的に分かる記事を3つ厳選しました。

以下のようなものはもちろんダメです。

  • アフェリエイト記事(教材を広告として宣伝する記事)
  • あいまいで再現性が低いもの(おすすめ参考書を列挙し、それらをやり込む!などというのもダメ)
  • 時間があいまい(「4ヶ月で」などと書いていても一日30分の勉強なのか3時間なのかで全く意味が変わります。これが具体的でないものはダメ)

以下、まずはHSK5級の概要を見てから、各個人ブログを参考にしてみましょう。 

1.HSK5級の概要

HSK5級と4級以下との主な違いは主に2つです。

  1. 頻出単語が2倍以上(4級1,200語 → 5級2,500語)
  2. 80文字の作文問題がある

以下、HSK公式サイトより、HSK5級の概要です。

 

HSK5級

HSK5級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「中国語の新聞や雑誌が読めるだけでなく、中国の映画やテレビも観賞でき、さらに、中国語でスピーチすることができる」ことが求められます。

学習目安

主に週2~4回の授業を2年間以上習い、2,500語程度の常用単語を習得している者を対象としています。

点数と評価

聞き取り、読解、作文の配点はそれぞれ100点、合計300点で評価されます。

5級では、成績報告に合否は表記されず、獲得スコアのみ表記されます。
※2013年試験より合否の表記がなくなりました。
 但し、6割(基準点:180点)以上のスコアで5級の能力を有していると判定できます。

試験概要

5級の試験は聞き取り、読解はマークシート方式、作文は記述式の問題となっています。
試験は、説明が中国語および日本語で行われ、聞き取りの放送は全て中国語で行われます。

試験内容
聞き取り:約30分間(放送回数1回)
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 会話の内容に関する問題 2人の短い会話とその内容に関する問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題
第2部分 会話や文の内容に関する問題 まとまった長さの会話や問題文と、その内容に関する問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢から選ぶ。 25題
読解:45分
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 空所補充問題 文中の空所部分に、4つの選択肢から適切な単語を1つ補い、意味の通る文を作る。 15題
第2部分 文の内容に関する問題 短文が与えられており、その内容と一致するものを4つの選択肢から選ぶ。 10題
第3部分 長文読解問題 長文とその内容に関する複数の問いが与えられており、問いの答えとして正しいものをそれぞれ4つの選択肢から選ぶ。 20題
作文:40分
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 語句の並べ替え問題 与えられた複数の語句を並び替えて正しい中国語文を作る。 8題
第2部分 作文問題 (1)単語が与えられ、その単語を使って80字程度の中国語文を作る。
(2)写真が与えられ、80字程度で写真に関する中国語文を作る。
各1題
  • 聞き取りの試験終了後に、解答用紙に記入する時間が予備として5分間与えられます。
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2.HSK5級合格ブロガーのHSK対策(経験談

(1)ブログ名(記事名):study Chinese with 樹樹(HSK5級のレベルと勉強方法【ポイントは過去問・単語・作文対策】)

以下のブロガーの方のHSK5級対策です。

こちらの方はHSK4級に合格してからの対策を想定しています。

shushu9625.com

獲得点数

こちらは非公表となっています。

勉強法

勉強法について次のようにHSK4級との比較で大枠を説明しています。

HSK4級の作文問題に文字数の要求はありませんでした。

それに比べて、HSK5級の作文は難易度が上がっているのが分かります。

 

上記の点から、HSK5級の効果的な勉強法はこのようになります。

  1. 語彙力と文章力を鍛える
  2. 過去問を解きまくってHSK5級の問題に慣れる

 より具体的には以下のようです。

具体的な勉強法

HSK5級の過去問を解きまくる
基本は、とにかくHSK5級の過去問を繰り返し解くことです。

狙いは以下の3点です。

1.過去問中の単語を覚えること
→単語ノートを使って語彙力強化
2.リスニング・リーディング・ライティングのスキルを鍛えること
→作文のテンプレートを作る
→日記で文章力強化
3.HSK5級の試験形式や出題傾向に慣れること

 より詳しくはブログを御覧ください。

勉強時間

私は2012年12月、中国語を初めてから7ヶ月目にHSK5級を取得しました。

ということです。つまり6ヶ月強くらいで合格ということです。

毎日の学習時間は、記載がないですが、同じブロガーの別記事で平均毎日2〜3時間と書いてあるので、2〜3時間✕180日=360時間〜540時間程度ということでしょう。

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(2)ブログ名(記事名):中国ゼミ(プロが教える!HSK5級に一発で合格する方法)

以下、フルーエントという中国語スクールのHSK5級対策です。

cn-seminar.com

勉強法

勉強法はあまり具体的には示されていません。基本的には、「使える中国語」を身につける学習をしておいて、試験前に対策を2〜3週間やる、というスタンスのようです。これはPaoChaiの「中国語独学完全マップ」と同じ考えです。

過去問題集を使った勉強は、「試験の2~3週間前から行えばいい」と書きました。では、それまでは、中国語学習の総合力を鍛えていく作業をします。

まず基礎である「発音トレーニング」、次に「読む・聞く・話す・書く」の総合力を磨くトレーニングを行うという方法で、中国語力を積み上げていきます。その蓄積があってこそ、本当に使える中国語力が身に付き、試験にも対応できるのです。

この中国語の総合力を磨くトレーニング方法とは、「シャドーイング」という勉強法です。テキストの音源を聞きながら、それに続いて影のように復唱していきます。これは中国語に限らず英語や韓国語など、どんな言語の学習にも使える語学の勉強法です。

最初に発音を固め、その後は単語・文法はシャドーイング中心に学ぶという流れですね。HSK対策は直前の2〜3週間ということです。

勉強時間

以下のように記述があります。

週10時間の学習時間(たとえば平日1時間プラス土日は2~3時間)を1年前後で、そのレベルに達することは十分可能です。

1年間は52週間、約520時間の学習時間でHSK5級に合格可能ということになります。

(3)ぐわん@0から中国語学習(サラリーマンが中国語歴10ヶ月でHSK5級8割取るまで)

以下のブロガーの方のHSK5級対策です。

note.com

獲得点数

総合 247/300点
 听力 90/100点(リスニング)
 阅读 84/100点(読解)
 书写 73/100点(作文)

8割強ということで余裕の合格といえます。

HSK5級と6級では、合格という判定はなくなっていますが、6割の180点が合格基準と言われています。

勉強方法

概要だけまとめてみました。詳しくはブログをご覧ください。

■1ヶ月目(2018年9月)
①最初の3週間はひたすら、ピンインと単語発音。
②例文を暗記
③ひたすら単語暗記。

■2ヶ月目(2018年10月)
ひたすら簡単な構文の瞬間作文(500個くらいの短文)

■3〜4ヶ月目(2018年11〜12月)
変わらず、瞬間作文
このころ、勉強しない代わりに「甄嬛传」をめっちゃ見る

■5ヶ月目(2019年1月)
1/13にHSK4級申し込んであったので、リスニングも過去問ベースで何度も聞いて、あとはひたすら、例文ベースで単語暗記

■6〜8ヶ月目(2019年2月〜4月)
「HSK5級長文テキスト」に取り組む。

■9〜10ヶ月目(2019年5月〜6月)
前半はほぼ勉強せずに、「倚天屠龙记」というドラマをずっと見る
独学から日中学院へ。独学の重要性を学ぶ

といった感じです。

体系的に計画的に学んだ感じではいですが、具体的な学習生活はイメージできます。

勉強時間

中国語開始10ヶ月、累計約620時間の勉強でHSK5級8割を獲得しました。

ということで、細かく時間を記録された貴重なデータです。

HSK5級8割には620時間程度かかるのです。

また、この方、一つ興味深いエピソードを紹介しています。

ちなみに、11/13、勉強始めて2ヶ月ちょっとで、HSK5級を受けました。

 いきなり5級に受けた理由は、申し込み時点(HSKの申し込みはテスト1ヶ月前まで)で、HSK公式のレベルチェックテストで4級やってみたら、109点/150点取れたので、1ヶ月余裕あるしと思って、5級にしました。

結果返ってきたら、なんと、6割超えててなぜか受かっていました。
総合 185/300点
 听力 53/100点(リスニング)
 阅读 68/100点(読解)
 书写 64/100点(作文)

なんと、勉強開始2ヶ月(学習時間200時間)で5級に合格しています。全く5級に見合う実力は感じられなかったとご自身でも語っています。HSKの合格基準6割はかなり緩めなので、実力をつけたい人は7−8割は目指したいところです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

ここでは、HSK5級に合格した先輩学習者たちの勉強法と勉強時間の概要を説明しました。気になったものがあれば各ブログで詳細を確認しましょう。

全てに共通する勉強法はありませんでしたが、音読やシャドーイングの重要性はお二方に紹介されていました。

また、勉強時間についても三者でだいぶ幅がありますが、400〜600時間というのは全てに共通する合計学習時間なので参考になるかもしれません。

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その他の級も同じように先輩方の経験をまとめているのでご参考までにどうぞ↓

中国語を先輩から学ぼう!【HSK4級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!

中国語を先輩から学ぼう!【HSK5級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!

中国語を先輩から学ぼう!【HSK6級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!

 加油〜!