中国語会話メディア

中国語で会話するためのメディア

中国語を先輩から学ぼう!【HSK6級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!勉強法と合計◯◯時間

本記事は、中国語を始めたばかりの方がHSK最上級である6級合格までにどのような勉強法をすればいいか、についてネット上で公開されている個人の学習者の方の経験をまとめます。

国語学習者がいきなり最上級6級を目指すのもありだと思います。或いは、時間とお金に余裕があればマイルストーン的にHSK4級か5級を受けてもよいでしょう。

中国語独学完全マップ」の基本的な考え方としては、しっかりとした中国語の実力を養い、各試験の数週間前に試験形式に慣れるために対策をする、という流れです。

では、どのようにHSK6級対策を行うのがよいでしょうか。

HSK6級 勉強法」などで調べると沢山の個人が紹介する勉強法が出てきますが、情報が具体的でなかったり体系的でないことから、参考にできるものはそのごく一部です。

本記事では、数ある経験談の中から、何を、どのように、どれくらいやればいいのかが具体的に且つ体系的に分かる記事を3つ厳選しました。

以下のようなものはもちろんダメです。

  • アフェリエイト記事(教材を広告として宣伝する記事)
  • あいまいで再現性が低いもの(おすすめ参考書を列挙し、それらをやり込む!などというのもダメ)
  • 時間があいまい(「4ヶ月で」などと書いていても一日30分の勉強なのか3時間なのかで全く意味が変わります。これが具体的でないものはダメ)

以下、まずはHSK6級の概要を見てから、各個人ブログを参考にしてみましょう。 

1.HSK6級の概要

HSK6級は5級と比べると以下のような特徴があります。

  1. 読解の問題数が多い。
  2. 文法の間違い探しが難しすぎる。
  3. リスニングはスピードが早すぎる。

以下、HSK公式サイトより、HSK6級の概要です。

HSK6級

HSK6級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができ、自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現することができる」ことが求められます。

学習目安

主に5,000語かそれ以上の常用単語を習得している者を対象としています。

点数と評価

聞き取り、読解、作文の配点はそれぞれ100点、合計300点で評価されます。

6級では、成績報告に合否は表記されず、獲得スコアのみ表記されます。
※2013年試験より合否の表記がなくなりました。
 但し、6割(基準点:180点)以上のスコアで6級の能力を有していると判定できます。

試験概要

6級の試験は聞き取り、読解はマークシート方式、作文は記述式の問題となっています。
試験は、説明および聞き取りの放送を含め、全て中国語で行われます。

試験内容
聞き取り:約35分間(放送回数1回)
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 文の内容に関する問題 短文が放送され、その内容と一致するものを4つの選択肢から選ぶ。 15題
第2部分 会話の内容に関する問題 2人の短い会話とその内容に関する複数の問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 15題
第3部分 長文の内容に関する問題 まとまった長さの問題文と、その内容に関する複数の問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢から選ぶ。 20題
読解:50分
パート 形式 問題内容 問題数
第1部分 誤りのある文を選択する問題 語句や文法上の間違いがある文を4つの選択肢から選ぶ。 10題
第2部分 空所補充問題 文中の空所部分に、4つの選択肢から適切な単語の組み合わせを補い、意味の通る文を作る。 10題
第3部分 空所補充問題 長文中の空所部分に5つの選択肢からそれぞれ1つずつ適切な文を補い、意味の通る文章を作る。 10題
第4部分 長文読解問題 長文とその内容に関する複数の問いが与えられており、問いの答えとして正しいものをそれぞれ4つの選択肢から選ぶ。 20題
作文:問題黙読10分間・作文35分間
パート 形式 問題内容 問題数
  作文問題 与えられた文章を読み、400字程度で要約する。 1題
  • 聞き取りの試験終了後に、解答用紙に記入する時間が予備として5分間与えられます。
f:id:language-runner:20200203190417p:plain

2.HSK6級合格ブロガーのHSK対策(経験談

(1)ブログ名(記事名):study Chinese with 樹樹(HSK6級対策のポイントと具体的な対策方法まとめ)

以下のブロガーの方のHSK6級対策です。

shushu9625.com

獲得点数

211点

ということです。合格基準6割の180点は余裕で超えています。

勉強法

勉強法について、まず次のポイントを挙げています。

HSK6級対策のポイント

  1. 文法知識は必須!
  2. 接続詞と介詞は役立つ
  3. リスニングは速さと長さに慣れる
  4. 作文は文法と接続詞&介詞で乗り切る

その上で以下のような勉強法を推奨しています。

おすすめの対策方法3選
1.過去問を繰り返し解く
2.虚詞を覚える
3.中国語に触れる時間を増やす

 かなりポイントが絞られた対策のようです。詳しくはブログを御覧ください。

勉強時間

2012年4月、二十歳を越えてから中国語を始める。2ヶ月弱で中検4級、4ヶ月後には新HSK4級に合格したことで自信が付き、本格的に中国語の世界へ。同年12月に新HSK5級取得、そして翌2013年4月、新HSK6級合格。

ということです。つまりちょうど1年くらいで合格ということです。

毎日の学習時間は、記載がないですが、同じブロガーの別記事で平均毎日2〜3時間と書いてあるので、2〜3時間✕365日=700時間〜1100時間程度ということでしょう。

f:id:language-runner:20200203190342p:plain

(2)ブログ名(記事名):中国ゼミ(プロが教える!HSK6級に合格する方法)

以下、フルーエントという中国語スクールのHSK6級対策です

cn-seminar.com

勉強法

勉強法はあまり具体的には示されていません。基本的には、「使える中国語」を身につける学習をしておいて、試験前に対策を2〜3週間やる、というスタンスのようです。これはPaoChaiの「中国語独学完全マップ」と同じ考えです。

過去問題集を使った勉強は、「試験の2~3週間前から行えばいい」と書きました。では、それまでは、中国語学習の総合力を鍛えていく作業をします。

まず基礎である「発音トレーニング」、次に「読む・聞く・話す・書く」の総合力を磨くトレーニングを行うという方法で、中国語力を積み上げていきます。その蓄積があってこそ、本当に使える中国語力が身に付き、試験にも対応できるのです。

この中国語の総合力を磨くトレーニング方法とは、「シャドーイング」という勉強法です。テキストの音源を聞きながら、それに続いて影のように復唱していきます。これは中国語に限らず英語や韓国語など、どんな言語の学習にも使える語学の勉強法です。

最初に発音を固め、その後は単語・文法はシャドーイング中心に学ぶという流れですね。HSK対策は直前の2〜3週間ということです。

勉強時間

以下のように記述があります。

とても難しいレベルですが、週10時間の学習時間(たとえば平日1時間プラス土日は2~3時間)で1年真剣に取り組めば、HSK6級の合格レベルに達することは十分可能です。

1年間は52週間、約520時間の学習時間でHSK6級に合格可能ということになります。(ただし、当該サイトではHSK5級も同じペースで1年、4級も半年から1年と同様の学習時間と書かれています)

(3)マイクロ中国(HSK6級完全攻略!私の勉強法と解答のコツを徹底解説【保存版】)

以下のブロガーの方のHSK6級対策です。

yuki-china-blog.com

獲得点数

総合 223点
 听力 69点(リスニング)
 阅读 72点(読解)
 书写 82点(作文)

7割強ということで余裕の合格といえます。

HSK5級と6級では、合格という判定はなくなっていますが、6割の180点が合格基準と言われています。

勉強方法

概要だけまとめてみました。問題対策についての記述が多く、勉強法はあまり書かれていません。詳しくはブログをご覧ください。

HSK6級リスニングの勉強法
→ディクテーション(音読もやるとなおよし)
HSK6級书写(写作)の勉強法
→文法の勉強をする。文法がわかれば、単語を入れ替えるだけで簡単に文章が作れるので、減点されにくい確実な文章を書くことができます。

といった感じです。

勉強時間

HSK6級は、中国語初級者が1年間中国へ留学した後、ギリギリ合格するレベルです。

つまり中国語を全く知らない状態からHSK6級を取得するなら、毎日3時間以上、約10ヶ月の勉強が必要となります。

ということは、毎日3時間✕300日(10ヶ月)で、HSK6級7割合格には約900時間程度かかるようです。

f:id:language-runner:20200203190301p:plain

まとめ

いかがだったでしょうか。

ここでは、HSK6級に合格した先輩学習者たちの勉強法と勉強時間の概要を説明しました。気になったものがあれば各ブログで詳細を確認しましょう。

全てに共通する勉強法はありませんでしたが、音読やシャドーイングの重要性はお二方に紹介されていました。

また、勉強時間についても520〜1100時間と三者でだいぶ幅がありますが、間の800時間ほど取れば比較的余裕を持って合格できるかもしれません。

**

その他の級も同じように先輩方の経験をまとめているのでご参考までにどうぞ↓

中国語を先輩から学ぼう!【HSK4級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!

中国語を先輩から学ぼう!【HSK5級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!

中国語を先輩から学ぼう!【HSK6級】合格ブロガーの対策(経験談)を3選!

 加油〜!