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【中国語の勉強法】聞き散らかすリスニングは、ダメ。ゼッタイ【音声知覚と意味理解】

リスニングで中国語が聞き取れないと困っている方、必見です!

聞き散らかしのリスニング

リスニングに悩んでいる人ほど、隙間や移動中に適当に中国語のラジオや教科書のCDなどを聴いているのではないでしょうか。

7割程度の意味がわかっていない場合、その学習は効果がありません。

これはただ、聞き散らかしているだけで時間の無駄です。

結論から言うと、7割程度わかる中国語でないとリスニング力向上に繋がりません。(もちろん、中国語のリズムのようなものに慣れるという効果はありますが、大人の場合は子供のようにそこから自然と文法や単語を身につけることは難しいと言われています。)

例えば、日常的な話題についてラジオやテレビをリスニング学習として使うのであれば、まずそれらが7割程度わかる基礎的なレベルを身につけましょう。

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中国語の発音はシンプル

中国語は、英語のように音の変化がないので、しっかりとしたトレーニングをすれば確実にリスニングができるようになります。

英語の場合、stand up は「スタンダッ」、like it は「ライキッ」など音の連結、good morning「グッモーニン」などの音の消失、文中のhimのように「ィム」など弱形など、多くの規則があります。

中国語の場合、基本的にこうした変化がありません。一語一語の発音の積み上げで発話しますので、スピーキングもリスニングも英語に比べて断然取り組みやすいといえます。

リスニングにおける2つの能力【音声知覚と意味理解】

では、

なぜ中国語を聞き取れないかというと、

  1. 音声知覚
  2. 意味理解

の2つに分解して考えることが重要です。

それぞれの意味は次の通りです。

  • ①音声知覚
    • ポイントは、音素レベルで音を知覚できることです。(音素とは、ある言語で、語と語の意味を区別する機能をもつ音声の最小単位のこと)
      • 中国語を聞いて、それをリピーティング(自分で同じように繰り返していえる
      • 或いは、ピンイン(発音表記)で記述できる
    • 例えば、wo3 shi4 ri4 ben3 ren2
  • ②意味理解
    • 音声知覚した音の意味を理解できることです。
      • 文法、単語、フレーズなどが瞬時に処理できることが必要です。
    • 例えば、wo3 shi4 ri4 ben3 ren2の音を知覚し、それが「我是日本人」であり「私は日本人です」と意味を理解できること

音声知覚について

 まず、音声知覚についてですが、基本的に自分が正しく違いを理解し上手に発音できる音は聴き取れます。仮に日本語で、フィジマヲアと言うことを言われても意味がわからなくてもその音をリピーティング(聴いた中国語をすぐに言う)することはできるでしょう。このようなレベルにまずはもっていく必要があります。

中国語の場合、それはシンプルに「410音節表」と「声調20パターン」です。

(これは「中国語独学完全マップ」のP01とP02レベルになりますので、ご興味あればご参照ください。)

この2つが完璧に発音でき、長い中国語のリスニングに慣れてくれば、どんな中国語でも通常のスピードであればリピーティングできるようになるでしょう。

意味理解について

次に意味理解ですが、これは身体の中に血肉化された単語データベースが必要です。音声知覚ができても、どれが一つの単語で、どういう意味があるかを瞬時に理解できなければなりまえん。

単語が、身体の中に血肉化されることを「知っている」から“使える”ようになるといいます。

この「知っている」から“使える”への変換をするトレーニングが必要です。それは「音読ジョグ」です。これはバリエーションをつけながら一つの文章を100回声に出すトレーニングです。

語彙力(単語力)をつけるには、新しい未知の単語が含まれている200−400文字程度の中国語の文章を次々と「音読ジョグ」トレーニングしてください。“使える”語彙力がついてきます。

これをまずは5000語レベルまでやりましょう。そうすると日常的な話題についてラジオやテレビであれば、まず5〜7割わかる基礎的なレベルとなります。これは、ちょうど「中国語独学完全マップ」の学習(レベル20まで)を全て終われば到達するレベルです。

まとめ

リスニングについて、基礎が固まってない状態で中国語をバラバラと聞き散らかしても上達しません。

ポイントは2つです。

  1. まずは、音声知覚の能力を養うために「410音節表」と「声調20パターン」を完璧にしてください。
  2. そして、意味理解のために“使える”語彙力向上のため「音読ジョグ」トレーニングで次々と新しい語彙を含む文章を読んでいきましょう。まずは5000語を目指してください。

この基礎ができれば日常的なテーマのラジオやテレビが5−7割は理解できるようになります。このレベルになると「聞き散らかし」ではなく、大体の内容が理解できた上でわからない部分が推測でわかるようになり、新しい理解がうまれ語彙力がさらに伸びます。

早くここのレベルまで到達したいですね。まずは、地道に「中国語独学完全マップ」を進めましょう。