李姉妹がおすすめする中国語の勉強法
姉⇨中国生まれ…その後中国、日本、ニュージーランドで生活妹⇨日本生まれ…幼少期は中国で過ごし、6歳から日本在住
中国語学習方法については、2019/1/16に公開された「【中国語学習法】ペラペラになるための心得!」と2019/3/9の「中国語勉強法!皆さま意見をください【新シリーズ】」の内容を整理してお届けします。
「李姉妹」の中国語の学習歴とレベルは?
李姉妹というから中国人で中国語ぺらぺらと思いがちですが、上記の通りお二人とも中国で育った期間は短く、ネイティブというわけではありません。日本人の中国語学習者のようにしっかりと学習をして中国語を身につけたようです。
幼少期を中国で過ごし、ご両親が中国人なので普通の日本人学習者より発音についてはアドバンテージがあるので、とても標準的で上手です。例えば、以下の動画では中国現地でぺらぺらと中国語を話しています。
他の動画によると、妹さんの方は2014年5月、大学3年生のときに受験したHSK最上級6級の結果が以下でした。
リスニング:87
読解:77
作文:74
合計点:238
ほぼ8割ということで高得点合格です。ちなみに2019年の現在大学3年生の年は妹さんにとって5年前、お姉さんにとっては10年前ということです。
李姉妹【おすすめ中国語の勉強方法】
李姉妹は1つ目の動画で、中国語を勉強する上での3つの心得を述べています。また、前提として「外国語の学習方法には正解がない」ということを強調しています。つまり、人それぞれに合う方法は異なるのであくまで李姉妹の学習経験からのおすすめであることに留意が必要です。
1.中国語を勉強するときは、日本語を捨てる
日本語と中国語では言語としての根本的な構造が違います。これを理解するなら、日本語的な考えをばっさりと切り捨てる必要があります。
例えば、中国語の「歩く」を意味する「zou3」という語ですが、発音するとき日本語の発想だと「zo + u」というイメージを持つでしょう。しかし、中国語的に考えるとこれは「z +ou」になります。また、文法の麺でも根本的に語順が違います。
中国語を学ぶ際は、赤ちゃんに戻るように日本語を一旦忘れて、中国語の脳に切り替えましょう。
2.中国語のインプットの鬼になる
語学に置いて、世間的にはアウトプットの大切さを強調する本が多いですが、インプットが大切です。発音したり書いたりするアウトプットは一般的にハードルが高いです。李姉妹も嫌いだったといいます。これがストレスになって語学がストップするのはよくありません。
より大事なのは、インプットです。インプットに力を入れましょう。読書や動画を見たりすることであれば、何か他のことをしながらでもできますし、発音や作文のような主体性もそこまで必要ではありません。
インプットが溜まってくると、自然とアウトプットができるようになります。李姉妹は、インプットを続けているとたまに自然と今まで使ったことのない単語がふと出てきて、「私、こんな単語使うんだ!」と驚くことがあるようです。
3.(中国語の勉強の)楽しみ方の模索
楽しむことが重要です。なぜなら、語学は時間がかかるので続ける必要があるからです。学習を開始したときが一番つらいですが、会話ができるようになると一気に楽しくなります。それまではどうやって(自分は)楽しみながら学習を続けられるか考えてみましょう。
李姉妹の例でいうと、中国語の音楽を聴きまくり、歌詞をノートに書き出し暗記する。そして使ってみる。また、映画、ドラマやバラエティ番組などでは映像があるので見聞きした新しい中国語をどのように使うか一目瞭然です。
中国語は難しいという先入観にとらわれないようにしましょう。日本語に比べると簡単です。上の3つの心得を参考に、自分に合った方法で勉強しましょう。
中国語は、自分に合った勉強法で学ぶ
二つ目の動画では「自分に合った勉強法」を強調しています。人によって、中国語を勉強する目的や達成を目指す目標、ライフスタイル、費やす時間などはバラバラです。そられによって最適な学習方法は異なります。誰にでも最効率の最強の勉強法というものはありません。いろいろな方法を試して自分にあった勉強法でやりましょう。
興味を持った方は是非実際に李姉妹の動画をご覧ください。二つ目の動画では子供が言語習得するように中国語を学ぶのがよいという考えのもと、中国で子供が中国語を学ぶ教材を紹介しています。参考になりそうなところは積極的に取り入れてみましょう。